501 ツムラ 紫雲膏
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(Mainly treatment) 外傷、火傷、ただれ、ひび、しもやけ、あかぎれ |
方剤説明 »(ききめの秘密へ)
●線維芽細胞の働きを促進する軟膏(血に働く)です。 ●紫雲膏は、内服薬ではなく外用薬(塗り薬)です。日本の代表的漢方軟膏です。 ●成分はゴマ油、当帰、紫根、ミツロウなどですが、止血、消炎、細胞の代謝促進などに効能があり、外傷、凍傷、痔、打撲、水虫、ひび、あかぎれ、かぶれ、湿疹などに効く、皮膚の総合薬といった趣があります。 ●局所が乾燥気味で、赤くなったり、膿が出たりしていない場合に用います。 ●とりわけやけど(火傷)には効き目があり、厚く広く塗ると皮膚の再生を促し、あとが残りません。 ●防腐、肉芽形成の作用があります。 ●肌の乾燥、肌荒れにも有効で、家庭にあると非常に重宝する常備薬といえるでしょう。 ●主成分「紫根」は、本草和名(918年)にムラサキの名で記載されている植物の根で、日本でも広く愛用されてきた薬草です。シコンは、有効成分シコニン、アセチルシコニンなどを含有し、解毒、抗菌、抗炎症作用があります。 ●特に、肉芽形成を促進しますので、患部の治療を早め、皮膚をなめらかにします。 ●別名で「潤肌膏」ともいわれます。また低刺激性の軟膏として広く用いられています。 |
【適応症】外傷、火傷(やけど)、ただれ、ひび、しもやけ、あかぎれ、肛門裂傷、痔核による疼痛、かぶれ、あせも、魚の目、いぼ、たこ、水虫、褥瘡(とこずれ)、下腿潰瘍、皮膚び爛、肌荒れ、青年性扁平疣贅(ゆうぜい)、尋常性疣贅(ゆうぜい)、白癬、わきが、円形脱毛症、しらくも、鮫肌 |
【注 意】(Remark)
×残念ながら、化膿している傷口は、禁忌(きんき)(服用を避ける)です。 |
【妊娠・授乳の注意】 特にありません。 |
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診断のポイント次の症状がある方は、本方剤が適している可能性が大です。●皮膚が蒼白い。 ●かゆみが少ない。 |
効能効果(efficacy)(健康保険上) 火傷、痔核による疼痛、肛門裂傷 |
成 分中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。本品100g中日局ゴマ油100.0g 日局シコン10.0g 日局トウキ10.0g 上記の割合で得た油製エキス71.2gと 日局サラシミツロウ27.0g 日局豚脂1.8g を含有する。 添加物:なし |
使用方法●外用:患部を清潔にしたのち、1日数回適量を直接患部に塗布、あるいはガーゼにのばして貼付する。●適量を患部に塗布又はよくすりこみます。又はガーゼ・脱脂綿に塗布して患部に貼ります。 ●紫雲膏を患部に合わせてリント布などに厚く塗り、その部分を覆い隠すようにガーゼなどの布を当て、染み出ないように包帯で巻く、あるいは医療用のテープなどを貼って止める。 |
【使用上の注意】
(directions) 重要な基本的注意 本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
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皮膚外傷全般に使用できる軟膏の常備薬
【紫雲膏の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
〈血栓性静脈瘤による潰瘍(静脈瘤性下腿潰瘍)〉
60歳女性。床屋の奥さんで、いつも立ち仕事が続いている。 ・現代病名:静脈瘤性下腿潰瘍 | |
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〈火傷(やけど)〉
15年前の正月、次男が生まれまして10日目ぐらいの日、手伝いの人が誰もいなくなったので、お湯を使わせるので家の中にタライを持ってきて熱湯を入れ、水をとりに行っているひまに長男がふざけていて、その中に落ちてしまいました。 ・現代病名:やけど | |
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〈かさかさ肌が潤い、かゆみが消えた〉
Z君(15歳)は、幼いころからアトピー性皮膚炎で、ずっと治療を続けてきました。いろいろな治療を試しましたが、なかなか思うような効果を得られません。 ・現代病名:アトピー性皮膚炎 | |
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〈U度のやけどが3ヵ月で完治〉
中学2年生のM子さんは、家庭科の調理実習で煮えたぎった鍋の湯を右前腕部にこぼしてしまいました。 ・現代病名:やけど | |
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●江戸時代末期の名医・華岡青州(はなおかせいしゅう)が作ったと伝えられる日本の代表的漢方軟膏です。 ●「紫雲膏」は、江戸末期の名医華岡青洲が処方した漢方の軟膏として「外科正宗」に収載されています。 ●漢方系の塗り薬です。独特な赤紫色は、「紫根」という植物の根の色です。紫根には、炎症をやわらげ皮膚の再生を助ける作用があります。 |