84 ツムラ 大黄甘草湯 エキス顆粒(医療用)
頁内目次
クリックして下さい。写真は上海の街並。商品情報
(Mainly treatment) 翌朝自然に近いおだやかなお通じが得られます、便秘の特効薬 |
方剤説明 »(ききめの秘密へ)
●便通は毎日あることが必要ですが、排便に密接な関係があるぜん動運動の弛緩とか、精神作用その他の原因で便が思う様に出ないで溜り、いわゆる便秘になると、腹がはったり、めまいがしたり、また耳がなったり、頭痛や頭重をおこす不快な症状が出て来ます。これは宿便が腸内発酵し、そのためガスが発生し生成した毒素が血中に吸収されるためで、その結果気分がすぐれず顔色も悪くなります。 ●この発酵を止める作用はありませんが、大腸のぜん動運動を高める効果があるので、その結果発酵や不快な症状の原因になる宿便の排出を促しすぐれた効果を現します。 ●便秘の基本方剤で便秘して嘔吐する者、あるいは食欲不振で食後嘔吐する者にも用います。 |
【適応症】便秘、常習便秘、便秘にともなう腹部膨満・肌荒れ・吹き出物・痔の緩和、胃カタル、胃潰瘍、胃酸過多症、胃アトニー、胃拡張、腹痛。 |
【注 意】(Remark)
×残念ながら、体がひどく弱っている「著しい虚証」の方、胃腸が弱く、食欲不振や吐き気、嘔吐や下痢(泄瀉)などを起こしやすい方は、禁忌(きんき)(服用を避ける)です。 |
【妊娠・授乳の注意】
●大黄の子宮収縮作用などにより、流早産の危険性があります。 ●授乳中は、乳児が下痢(泄瀉)をする場合がありますので、注意が必要です。 |
商品番号 | 規格 | 本体価格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|---|
k0695 | 42包(2週間分) | 2,562円 | 2,690円(税込) | ||
k0823 | 189包(63日分) | 10,467円 | 10,990円(税込) |
【カゴに入れる↓】ボタンk9999をクリックするとあなたの買物カゴに商品が1個入ります。 複数個お買い上げの場合は数量を入力して、【カゴに入れる↓】ボタンをクリックして下さい。 別の商品の【カゴに入れる↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに別の商品が追加されます。 このご注文からSSL(セキュリティ機能)を使用しますので、あなたの情報は安全に守られます。 の使用ができるようになりました。 |
電話注文 » | FAX注文 » | メール注文 » | 直接来店 » |
●ご注文は、上記買物カゴ、電話、Fax、またはE-メールで承ります。 ご注文方法等・詳細 » |
診断のポイント次の症状がある方は、本方剤が適している可能性が大です。●常習便秘 ●嘔気、嘔吐 |
効能効果(efficacy)(健康保険上) ●便秘●便秘にともなう腹部膨満・肌荒れ・吹き出物・痔の緩和 |
成 分中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。大黄甘草湯は、その名が示すよう大黄と甘草の2種類からなります。大黄は中国原産の薬用植物で、アントラキノン系の大腸刺激性の下剤成分を含んでいます。もう一つの甘草には緩和作用があり、便秘にともなう腹痛や排便時の痛みをやわらげます。本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.75gを含有する。 日本薬局方 ダイオウ(大黄)…4.0g 日本薬局方 カンゾウ(甘草)…2.0g |
組成成分 |
使用方法食前または食間に服用してください。食間とは…食後2〜3時間を指します。 通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。 お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。 |
|
翌朝自然に近いおだやかなお通じが得られます、便秘の特効薬
【大黄甘草湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
〈便秘〉
20代なかばの女性。鴻下剤(ビザゴジル製剤)を定期的に買いにくるので、話を聞いてみると、高校生ぐらいから便秘になり、瀉下剤の服用が始まったという。服用量が徐々に増加し、最近では10錠近く服用しているが、それでもうまく通じがつかないときがあるという。瀉下剤の連用は体によくないと思いつつ、服用しないと、1週間や10日はまったく通じがないため、止めることができないとのことである。 ・現代病名:便秘 | |
|
〈便秘とともに吹き出物も解消〉
S子さん(36歳)は2人の子育てに忙しい毎日を送る主婦ですが、常習性の便秘で、肌に吹き出物もできていました。 ・現代病名:便秘 | |
|
〈漢方薬で肥満解消、月経も規則的に〉
Cさん(18歳・女性〕は、思春期に入ったころから太りはじめ、やがて月経が止まってしまいました。心配になったCさんは漢方の専門医を訪れることにしました。 ・現代病名:肥満解消 | |
|
●大黄甘草湯は、漢方治療の著名な古典である「金匱要略」(きんきようりゃく)(後漢時代)を出典としており、古来より嘔吐と便秘、特に常習便秘に賞用されております。 ●本方は大黄、甘草の2種類の生薬から成り、これを処方名としました。 ●調胃承気湯より芒硝を去った処方です。 |