51 ツムラ 潤腸湯 エキス顆粒(医療用)
頁内目次
クリックして下さい。写真は上海の街並。商品情報
(Mainly treatment) 血虚性便秘(老人と虚弱者の便秘)/陰虚による便秘 |
方剤説明 »(ききめの秘密へ)
●虚証の燥証による弛緩性便秘に用います。 ●体液枯燥と腸内の燥熱のある方に使用します。 燥屎(そうし)…燥証による便秘(体液不足による便秘)です。虚証の方の便秘に多いです。 ●便をやわらかくして、便通をよくします。体力が中くらいかやや弱い方向けで、とくに高齢の方の乾燥したコロコロ便に適しています。 |
【適応症】習慣性便秘、産後便秘、高血圧、動脈硬化症、慢性腎炎に合併した便秘、老人虚弱者の便秘 |
【注 意】(Remark)
×残念ながら、体がひどく弱っている「著しい虚証」の方、胃腸が弱く、食欲不振や吐き気、嘔吐や下痢(泄瀉)などを起こしやすい方は、禁忌(きんき)(服用を避ける)です。 |
【妊娠・授乳の注意】
●妊娠中の頑固な便秘の場合によく使用されます。 ●流早産の危険性がありますので、妊婦、妊娠の可能性がある人は使用できません。また、授乳中は、乳児が下痢(泄瀉)をする場合がありますので、使用には注意が必要です。 |
商品番号 | 規格 | 本体価格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|---|
k0662 | 42包(2週間分) | 2,838円 | 2,980円(税込) | ||
k0790 | 189包(63日分) | 11,419円 | 11,990円(税込) |
【カゴに入れる↓】ボタンk9999をクリックするとあなたの買物カゴに商品が1個入ります。 複数個お買い上げの場合は数量を入力して、【カゴに入れる↓】ボタンをクリックして下さい。 別の商品の【カゴに入れる↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに別の商品が追加されます。 このご注文からSSL(セキュリティ機能)を使用しますので、あなたの情報は安全に守られます。 の使用ができるようになりました。 |
電話注文 » | FAX注文 » | メール注文 » | 直接来店 » |
●ご注文は、上記買物カゴ、電話、Fax、またはE-メールで承ります。 ご注文方法等・詳細 » |
診断のポイント次の症状がある方は、本方剤が適している可能性が大です。●皮膚は乾燥しカサカサ ●常習性便秘 ●腹壁軟弱 よく便塊を触知 |
潤腸湯は、次の証の方に最適です。 陰虚 » 陰虚燥結 » |
効能効果(efficacy)(健康保険上) 便秘 |
成 分中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。潤腸湯の構成生薬は下記の10種類です。腸の運動を高める大黄を中心に、水分を保持する麻子仁と杏仁、血行をよくする当帰や地黄、緩和作用のある甘草などが配合されています。 本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス5.00gを含有する。 日本薬局方 ジオウ(地黄)…6.0g 日本薬局方 トウキ(当帰)…3.0g 日本薬局方 オウゴン(黄ごん)…2.0g 日本薬局方 キジツ(枳実)…2.0g 日本薬局方 キョウニン(杏仁)…2.0g 日本薬局方 コウボク(厚朴)…2.0g 日本薬局方 ダイオウ(大黄)…2.0g 日本薬局方 トウニン(桃仁)…2.0g 日本薬局方 カンゾウ(甘草)…1.5g マシニン(麻子仁)…2.0g |
使用方法食前または食間に服用してください。食間とは…食後2〜3時間を指します。 通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。 お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。 |
|
老人・虚弱者の便秘(燥屎)
【潤腸湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
〈常習性便秘と高血圧〉
75歳の男性です。この患者は、すでに二五年間、頑固な便秘で悩んでいました。 ・現代病名:常習性便秘・高血圧 | |
|
〈常習性便秘と高血圧〉
72歳の老婦人です。画家です。赤ら顔で肥満しています。四〇年来の常習性便秘で、一カ月に一回ぐらいのこともあるといいます。この数年間血圧が高くなり、210/100もあって、一ヵ月前、左眼底出血を起こして、絶対安静を守っているといいます。腹は膨満して充実し、脈は弦です。潤腸湯を与えてみると、かってない快便で、以来腹満感が去り、眼底出血の吸収もきわめて順調となり、月余の後には、床を払って画筆を執れるようになりました。 ・現代病名:常習性便秘・高血圧 | |
|
●本剤は、漢方の古典「万病回春」(まんびょうかいしゅん)(明代)収載の処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく顆粒剤としたものです。 ●本方の主治は「大便閉結して通ぜざるを治す」(『万病回春』)であり、処方名は腸を潤して排便をつけるという薬効より名付けられました。 |