6 ツムラ 十味敗毒湯 エキス顆粒(医療用)
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(Mainly treatment) アレルギー性皮膚疾患・湿疹・皮膚炎・蕁麻疹(じんましん)・水虫 |
方剤説明 »(ききめの秘密へ)
急性の湿疹、じんま疹に! ●皮膚は内臓の鏡と言われますが、漢方では皮膚病も身体の内因を重視して治療します。 ●ツムラ十味敗毒湯エキス顆粒(医療用)は、腫れ物やできものの出やすい方に用いられ、症状を緩解させます。化膿性のできもので、患部が痛んだり、熱をもつものに良く効きます。 ●動物性脂肪の多い食べ物や砂糖をなるべく控え、チュコレートその他の刺激性食品も避け、海草類や野菜を多く摂るなど、食生活に気を配るとともに、便通をよくし、また皮膚を清潔にし、刺激の強い石鹸や化粧品なども避けるようにすることが大切です。 ●虚実中間証の風湿熱による皮疹に対する方剤で炎症、化膿傾向をもつ皮疹の初期に用いると良いです。 ●主に各種皮膚疾患の初期、あるいはそれが長引いてしまい(亜急性)、化膿して炎症が治まらない場合などに用いられ、じんましん、皮膚炎、湿疹、水虫、リンパ腺炎、鼻炎などに幅広く利用されます。また、膿(毒素)がたまりやすい体質も改善してくれます。 @化膿性疾患(擁・櫛)、皮膚疾患(湿疹や尋麻疹)の初期。 Aフルンクロージス・アレルギー体質の改善薬として。 B乳腺炎・リンパ腺炎・麦粒腫(ものもらい)などの初期。 ○比較的寒証で、湿証で、かつ著しい虚証でないことを証の条件とします。 |
【適応症】化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、蕁麻疹、急性湿疹、水虫、腫物、湿疹、にきび、フルンクロージスの体質改善、乳房炎、とびひ、乳腺炎、面疱、癰、せつ、麦粒腫(ものもらい)、おたふくかぜ(耳下腺炎)、中耳炎、外耳炎、頸部リンパ腺炎、皮膚病の内攻による腎炎、神経症、肩こり症 |
【注 意】(Remark)
×残念ながら、体がひどく弱っている「著しい虚証」の方、食欲不振や吐き気、嘔吐や下痢(泄瀉)など、胃腸の弱っている方は、禁忌(きんき)(服用を避ける)です。 |
【妊娠・授乳の注意】
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。 |
商品番号 | 規格 | 本体価格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k0621 | 42包(2週間分) | 4,362円 | 4,580円(税込) | ||
k0749 | 189包(63日分) | 17,133円 | 17,990円(税込) |
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診断のポイント次の症状がある方は、本方剤が適している可能性が大です。●化膿傾向をもつ丘疹によい ●分泌物の多いもの、苔癬化したものは効きにくい ●腹力中等、胸脇苦満 |
効能効果(efficacy)(健康保険上) 化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、蕁麻疹、急性湿疹、水虫 |
成 分中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。十味敗毒湯の構成生薬は下記の10種類です。皮膚病の病因を発散させる荊芥や防風、排膿を助ける桔梗、炎症をひく柴胡、血行をよくする川キュウなどが配合されています。本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス3.50gを含有する。 日本薬局方 キキョウ(桔梗)…3.0g 日本薬局方 サイコ(柴胡)…3.0g 日本薬局方 センキュウ(川きゅう)…3.0g 日本薬局方 ブクリョウ(茯苓)…3.0g 日本薬局方 ボウフウ(防風)…1.5g 日本薬局方 カンゾウ(甘草)…1.0g 日本薬局方 ケイガイ(荊芥)…1.0g 日本薬局方 ショウキョウ(生姜)…1.0g ボクソク(樸そく)…3.0g ドッカツ(独活)…1.5g |
組成成分次は成分生薬の画像です。各生薬の詳細説明にリンクします。 |
使用方法食前または食間に服用してください。食間とは…食後2〜3時間を指します。 通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。 お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。 |
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化膿性疾患を治し、アレルギー体質を改善する妙薬
【十味敗毒湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
〈水虫〉
40歳代の男子会社員。 ・現代病名:水虫 | |
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〈アレルギー性皮膚炎〉
昭和31年11月23日初診。特異体質者で新薬に対して非常な過敏症である。3年前に高熱を出した時使用したペニシリンに反応を起こして、'全身に発疹し、3日後には発疹が黒色に変じてしまった。入院治療を受けたが、薬がほとんど使えないため、皮膚の色は元通りにはなっていない。3日前、発熱し、内科で注射されたことから、また3年前と同様の症状が出たため、漢方に望みを託して来院した。初診時の症状は、顔面と手の甲が赤黒く、腫れ上がって、チクチクする刺激感があり、動くと動悸がして苦しい。十味敗毒湯に連麹と薏苡仁を加味して投与したところ、2日後には腫脹がひき、赤黒い色も消失しはじめた。前後50日の服用でほぼ完治。廃薬した。 ・現代病名:アレルギー性皮膚炎 | |
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〈十味敗毒湯で症状がよくなった〉
美容師のKさん(25歳・女性)は、お客さんの髪を染めたり、パーマをかけたりすると、手や顔がかぶれ、頻繁に化膿していました。このままでは、仕事にも支障が出るため、自宅近くの皮膚科医院で治療を受けたところ、医師からヘアダイ(髪染め)成分のパラフェニレンジアミンによる接触皮膚炎と診断され、ステロイド薬を処方されました。 ・現代病名:かぶれ | |
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〈代表的な漢方薬で皮膚のかゆみが改善〉
会社役員のSさん(64歳)は、20年来の慢性じんましんに悩んでいました。 ・現代病名:皮膚のかゆみ | |
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●本剤は、江戸時代の漢方医華岡青州(はなおかせいしゅう)の創方による処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく顆粒剤としたものです。 ●本方は『万病回春』に記されている荊防敗毒散を基本として華岡青洲が創製した処方で、10種類の生薬から成り、化膿性疾患に用いられることから名付けられました。 ●名の通り10種の薬味の組み合わせで体表の毒を中和あるいは排泄させる薬方で、皮膚疾患に広く応用されます。 |