31 ツムラ 呉茱萸湯 エキス顆粒(医療用)
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(Mainly treatment) 風寒型頭痛・嘔吐 |
方剤説明 »(ききめの秘密へ)
●胃に虚寒があり気の動揺が烈しくて、乾嘔、吃逆(しゃっくり)、頭痛などの症状を呈する方に用います。 ●常習頭痛又は嘔吐を目標として用います。 ●頭痛は発作性が烈しいことが多く、しばしば嘔吐を伴います。 ●嘔吐を目標とする場合も頭痛や胸満を伴うことを条件とします。 ●足の冷える方のしゃっくり(吃逆(きつぎゃく))に良く効く場合があります。 ○この方剤の使用条件は足が冷たいことです。 ●体内に滞った水(水毒)を取り除き、みずおち辺りのつかえ感、食欲不振、手足の冷えなどを解消します。また、水毒のために起こる慢性頭痛の激しい痛みを根本から解消し、しゃっくり、ひきつけにも有効な、口に苦い良薬です。 |
【適応症】習慣性偏頭痛、習慣性頭痛、嘔吐、妊娠嘔吐、脚気、衝心、吃逆(しゃっくり)、偏頭痛、発作性頭痛、胃炎、胃拡張、胃下垂、胃酸過多症、回虫症(嘔吐、流涎(よだれ))、子癇(しかん)、日射病、尿毒症 |
【妊娠・授乳の注意】
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。 |
商品番号 | 規格 | 本体価格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k0645 | 42包(2週間分) | 3,229円 | 3,390円(税込) | ||
k0773 | 189包(63日分) | 13,314円 | 13,980円(税込) |
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診断のポイント次の症状がある方は、本方剤が適している可能性が大です。●胸苦しさと心下痞硬 悪心、嘔吐(嘔して胸満) ●四肢の冷え(四肢建) ●激しい頭痛がある(頭項強痛) ●めまいはないのが特長 |
呉茱萸湯は、次の証の方に最適です。 胃虚寒(胃気虚・胃気虚寒) » |
効能効果(efficacy)(健康保険上) 手足の冷えやすい中等以下の体力のものの次の諸症:習慣性偏頭痛、習慣性頭痛、嘔吐、脚気、衝心。 |
成 分中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。呉茱萸湯は、主薬の呉茱萸をはじめ、下記の4種類の生薬からなります。呉茱萸には、上昇する痛み、つまり上半身で生じる頭痛や肩こり、あるいは嘔吐をおさえる作用があるといわれます。 本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス2.25gを含有する。 日本薬局方 タイソウ(大棗)…4.0g 日本薬局方 ゴシュユ(呉茱萸)…3.0g 日本薬局方 ニンジン(人參)…2.0g 日本薬局方 ショウキョウ(生姜)…1.5g |
組成成分 |
使用方法食前または食間に服用してください。食間とは…食後2〜3時間を指します。 通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。 お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。 |
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【呉茱萸湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
〈頭痛と胃内停水〉
ある日のこと、40代の女性が母親に連れられ、漢方の専門家を訪ねてきました。 ・現代病名:頭痛 | |
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〈強い月経痛や頭痛が快癒〉
会社員のMさん(35歳)は、子宮内膜症のため、月経のたびに激痛に苦しみ、それとともに大量出血があるため、痛み止めの座薬が欠かせませんでした。 ・現代病名:頭痛 | |
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〈月経中も普段どおりの生活が可能に〉
主婦のNさん(45歳)は、体力に自信があったため、あまり気にしていなかったのですが、月経困難症が年々、ひどくなっていました。市販の鎮痛剤を服用していましたが、効かないほど痛みが強くなり、毎月のように寝込むようになってしまいました。 ・現代病名:月経困難症 | |
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●本剤は、漢方の古典「傷寒論」(しょうかんろん)(後漢時代)収載の薬方を基本とした我が国の経験処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく顆粒剤としたものです。 ●本方は4種類の生薬から成り、その主薬である呉茱萸の名をとって処方名とされました。 |