25 ツムラ 桂枝茯苓丸 エキス顆粒(医療用)
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(Mainly treatment) 腹部瘀血症(子宮筋腫・肝硬変) |
方剤説明 »(ききめの秘密へ)
●比較的体力がある人に使用します。のぼせよりも顔や手足がむくみやすく、軽い打撲などでもすぐにうっ血する人に使用します。 ●また、月経色が青紫色の人の月経不順、月経異常などに用います。青紫色のアザやシミ、シモヤケにも用います。 ●血色もよく、一見元気で体力も人並みかそれ以上と思われるような方でも、頬がほてり、のぼせやすく、足は逆に冷えるといった体質の傾向があって、たびたび起こる頭痛や肩こり、下腹部痛、生理のつらさなどを我慢しておられる方があります。 ●これらは漢方では(おけつ)と言って、一種の血の欝滞(うったい)による症状とみなしています。(おけつ)は体質的にあらわれたり、内分泌や自律神経系の変調に伴ってあらわれることもあり、打撲による内出血やお肌のしみなどのように、局部的にみられることもあります。 ●ツムラ桂枝茯苓丸エキス顆粒(医療用)は、これらの(おけつ)症状をとる漢方薬で、女性に限らず用いることができます。 ○熱寒、実虚を問わず、かなり広範囲に使ってよい駆(おけつ)剤です。 ●頑固な固定性疼痛(頭痛・胸痛・腰痛・四肢痛など)・慢性的に反復する暗色の出血・腹腔内腫瘤・暗色を呈する小血管の拡張・静脈の怒張・肩こり・下半身の冷え・舌苔は暗紅〜青紫・舌に瘀斑がある・脈は渋などの症候(血痕)が基本にある以下の症候。 ●冷えのぼせ・頭痛・肩こり・健忘などの不定愁訴。 自律神経失調症・更年期症候群・骨盤内うっ血症候群・冷え症など。 ●痔痛。 腰痛・坐骨神経痛・四肢の疼痛など。 ●月経異常。とくに月経痛・経血が暗色で凝塊がまじるなどのもの。 月経困難症・稀発月経・無月経・不妊症など。 ●骨盤内炎症・子宮内膜炎・子宮腺筋症・附属器炎など。 ●産後の悪露停滞・胎盤残留・子宮復占不全など。 ●慢性の出血。 紫斑病・不正性器出血・痔出血など。 ●子宮筋腫・卵巣のう腫など。 ●打撲症。 ●その他肝腫・脾腫・凍瘡・肝斑など。 |
【適応症】月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害(頭痛、めまい、のぼせ、肩こり等)、血の道症、肩こり、めまい、打ち身(打撲症)、頭重、しもやけ、しみ、自律神経失調症、子宮内膜炎、冷え症、月経困難、帯下、腹膜炎、痔疾患、睾丸炎、湿疹、蕁麻疹、にきび、外傷後の内出血、痔出血、ふる血、代償月経、卵管炎、子宮筋腫、流産癖、神経症、ヒステリー、手掌角化症、眼底出血、肝炎、高血圧、甲状腺腫、下肢静脈瘤、フリクテン性結膜炎 |
【注 意】(Remark)
×残念ながら、体がひどく弱っている(著しい虚証の)方は、禁忌(きんき)(服用を避ける)です。 |
【妊娠・授乳の注意】 ●配合生薬の桃仁や牡丹皮により、妊娠によくない影響をする可能性があります。大量でなければまず心配ないのですが、妊娠中の服用については医師とよく相談してください。 |
商品番号 | 規格 | 本体価格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k0639 | 42包(2週間分) | 2,848円 | 2,990円(税込) | ||
k0767 | 189包(63日分) | 12,190円 | 12,800円(税込) |
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診断のポイント次の症状がある方は、本方剤が適している可能性が大です。●冷えのぼせ ●瘀血症状 ●少腹鞭満、瘀血の圧痛点 |
桂枝茯苓丸は、次の証の方に最適です。 血瘀 » 出血・血瘀 » |
効能効果(efficacy)(健康保険上) 比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴える次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症、肩こり、めまい、打ち身(打撲症)、頭重、しもやけ、しみ ※血の道とは、本来血液の通る血管のことで、月経時、更年期、産後などの女性に見られる頭痛、めまい、精神不安などの諸症状を血の道症といい、子宮関係の病気の俗称としても使われています。 |
成 分中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。桂枝茯苓丸の構成生薬は下記の5種類です。桂枝(桂皮)には健胃作用のほか発散作用があり、のぼせや頭痛によいとされます。芍薬は痛みをとる代表的な生薬です。そのほか、気分を落ち着け余分な水分を取り除く茯苓、血液循環をよくする桃仁や牡丹皮などが配合されています。 本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.75gを含有する。 日本薬局方 ケイヒ(桂皮)…3.0g 日本薬局方 シャクヤク(芍薬)…3.0g 日本薬局方 トウニン(桃仁)…3.0g 日本薬局方 ブクリョウ(茯苓)…3.0g 日本薬局方 ボタンピ(牡丹皮)…3.0g |
組成成分 |
使用方法食前または食間に服用してください。食間とは…食後2〜3時間を指します。 通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。 お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。 |
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【桂枝茯苓丸の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
〈テーラー症候群(骨盤充血症候群)〉
35歳女子。 ・現代病名:テーラー症候群(骨盤充血症候群) | |
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〈皮下出血〉
59歳、女性。 ・現代病名:皮下出血 | |
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〈若い母親のイライラ〉
Sさんは20代前半の若いお母さんです。 ・現代病名:イライラ | |
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〈慢性蕁麻疹(じんましん)が6ヵ月で完治〉
看護師のHさん(40歳・女性)は、5
年来の慢性蕁麻疹(じんましん)に悩まされていました。その間、抗アレルギー薬を毎日服用していたにもかかわらず一向に快方へ向かう様子がないため、とうとう漢方を処方する医院の扉をたたいたのです。 ・現代病名:蕁麻疹(じんましん) | |
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〈筋腫の成長が止まり手術を見合わせた〉
会社員のMさん(30代)は、別の病気を治療するために病院に行ったとき、子宮筋腫の手術を勧められました。彼女は、以前から筋腫があることは分かっていましたが、将来の出産の可能性を考えて、経過を見ていたのです。 ・現代病名:子宮筋腫 | |
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〈5cmと3cmの子宮筋腫が漢方治療でなくなった〉
Y子さん(48歳)は、約5pと約3cmの子宮筋腫が発見されたため、定期的に検査を受けて経過を観察していました。 ・現代病名:子宮筋腫 | |
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〈子宮筋腫の摘出手術がスムーズに〉
検査で子宮筋腫が見つかったMさん(45歳・女性)は、しばらく経過観察をしていましたが、徐々に子宮筋腫が大きくなってきました。月経痛が重く、貧血傾向もあるということで、とうとう医師から手術を勧められました。それまでもたびたび漢方薬で病気治療をしていたMさんは、手術をするまでの間、漢方薬を飲んでみることに決め、漢方薬局を訪れました。 ・現代病名:子宮筋腫 | |
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〈手術後の体力回復から体質も改善された〉
貿易会社の営業ウーマンKさん(35歳)は、忙しいあまり生活は不規則で便秘がち、会社では夏でもひざ掛けが手放せない冷え症です。ある日、シャワーを浴びていて、せっけんのついた手で胸に触れたところ、小石のような硬いしこりに気付きました。 ・現代病名:乳がん | |
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〈梅雨時になると痛み出す坐骨神経痛が漢方薬で改善〉
54歳になるT代さん(女性)は、ここ10年ぐらい、梅雨時になると左右どちらかの足に坐骨神経痛が起こり悩んでいました。案の定、昨年も梅雨時になると左の足が痛みはじめました。しかし、これまで椎間板ヘルニアになったことはなく、腰痛もあまりなかったので、医者にも原因は分からず、ただ鎮痛剤を処方されるだけだったのです。 ・現代病名:坐骨神経痛 | |
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〈高血圧を治して色白な肌に〉
T男さん(55歳)は、高血圧で通院していましたが症状が改善しないため、漢方治療に切り替えることにしました。 ・現代病名:肌荒れ | |
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〈漢方薬で肥満解消、月経も規則的に〉
Cさん(18歳・女性〕は、思春期に入ったころから太りはじめ、やがて月経が止まってしまいました。心配になったCさんは漢方の専門医を訪れることにしました。 ・現代病名:肥満解消 | |
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〈桂枝茯苓丸で指のまひが治癒〉
主婦のTさん(50歳〕は、ある日突然、右手の親指が引きつれたようになり、自分の意思で動かすことができなくなってしまいました。あちこちの病院で検査を受けましたが、異常は発見されず、電気治療なども試しましたが、まったく改善されません。 ・現代病名:指の麻痺(まひ) | |
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〈漢方薬で症状の進行が止まった〉
Wさん(62歳・女性)は、市民検診で白内障と診断されたものの、手術の必要はないといわれ、点眼薬だけを使っていました。しかし思うような治療効果が得られないため、漢方薬を試してみようと、漢方の専門家を訪れることにしたのです。 ・現代病名:白内障 | |
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●本剤は、漢方の古典「金匱要略」(きんきようりゃく)(後漢時代)収載の処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく顆粒剤としたものです。 ●本方は5種類の生薬から成り、初出の桂枝・茯苓の名をとって方剤名とされました。しかし、桂枝・茯苓が主薬で、残りの牡丹・桃仁・芍薬が脇役ということではありません。 ●生理不順、生理痛の漢方薬です。 |