60 ツムラ 桂枝加芍薬湯 エキス顆粒(医療用)
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(Mainly treatment)腸痙攣・腹痛 |
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●ツムラ桂枝加芍薬湯エキス顆粒(医療用)は、顔色のあまりよくない体質虚弱者(寒虚証)の腹痛を目標として用います。 ●桂枝加芍薬湯は、古来より腹痛に賞用されております。本剤は、この桂枝加芍薬湯の有効成分を抽出、濃縮したエキスを飲みやすくした製品です。 ●本方の主薬は桂皮(ケイヒ)であって、生姜(ショウキョウ)とともに血管を刺激して血行を盛んにし、身体を温めますので、内臓の機能を高めるすぐれた作用があります。 ●本方中の大棗(タイソウ)は、胃腸機能を整えますので、アトニー型の胃に有効であり、甘草(カンゾウ)は急迫性の痛み即ち筋のひきつる様な痛みに効果を発揮しますので、本方は冷え症で腹部が膨満していて、腹直筋が異常緊張して腹痛、下痢があり、しぶり腹のものにすぐれた効果をあらわします。 |
| 【適応症】しぶり腹、腹痛、胃腸神経症、けいれん性便秘、過敏性結腸症候群、慢性虫垂炎、移動性盲腸、慢性腹膜炎、大腸炎、急性腸炎、慢性腸炎、直腸炎、痔、陰嚢ヘルニア |
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【妊娠・授乳の注意】 ●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。 |
| 商品番号 | 規格 | 本体価格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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| k0671 | 42包(2週間分) | 2,848円 | 2,990円(税込) | ||
| k0799 | 189包(63日分) | 11,410円 | 11,980円(税込) |
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診断のポイント次の症状がある方は、本方剤が適している可能性が大です。●腹痛、虚満 ●腹皮拘急(腹直筋の緊張が強い) ●下痢(泄瀉)、裏急後重 |
効能効果(efficacy)(健康保険上) 腹部膨満感のある次の諸症:しぶり腹、腹痛。 |
成 分中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。桂枝加芍薬湯は、主薬の桂枝(桂皮)をはじめ、下記の5種類の生薬からなります。おだやかな発汗・発散作用のある桂皮、痛みをやわらげる芍薬、体をあたためる生姜、緩和作用のある甘草などが配合されています。 本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス3.75gを含有する。 日本薬局方 シャクヤク(芍薬)…6.0g 日本薬局方 ケイヒ(桂皮)…4.0g 日本薬局方 タイソウ(大棗)…4.0g 日本薬局方 カンゾウ(甘草)…2.0g 日本薬局方 ショウキョウ(生姜)…1.0g |
組成成分 |




使用方法
食前または食間に服用してください。食間とは…食後2〜3時間を指します。 通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。 お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。 |
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38歳女性。 ・現代病名:便秘 | |
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44歳の婦人。 ・現代病名:便秘 | |
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26歳薬剤師の例ですが、学生時代はよくかぜをひいておりましたが、最近は丈夫になり、あまりりかぜをひかなくなっていました。一週間程前、勤め先から帰って来てかぜ気味で少し寒けがあり、急に下腹部が張った感じがし腹筋が膀下でつれて痛むという。軟便性の下痢があり「膀胱炎にでもなったのかなあ」と言っていたが、聞いてみると咽痛もなく、頭痛や関節痛もなく、僅かに鼻声である。小便は異常はないという。下腹部はかなり痛むとのこと。 ・現代病名:下腹部痛 | |
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●本剤は、漢方の古典「傷寒論」(しょうかんろん)(後漢時代)収載の薬方を基本とした我が国の経験処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく顆粒剤としたものです。 ●本方は桂枝湯の芍薬を増量し加えたもので、処方名はこれに由来します。 ●腹力が弱く、それでいて腹直筋が緊張しているのが普通ですが、腹直筋の緊張がなくても、腹部膨満感があって腹痛を訴える場合に使ってよいです。ただし、振水音の著しい方には、六君子湯など他の処方を考えます。 |










(Mainly treatment)






食前または食間に服用してください。
顆粒剤…散剤を粒状に加工して大きさを揃えたもので、サラッとして飛び散りにくく飲みやすい薬です。粒を特殊な皮膜で覆い、溶けやすくしたものもあります。薬が口・食道に貼り付くのを防ぐために、あらかじめ水またはお湯を飲んで口・食道を湿らせてから、口に水またはお湯を含み、薬を口に入れて、水またはお湯と一緒に飲み込むようにしてください。
〈慢性便秘〉

〈慢性便秘〉
〈かぜ気味で下腹部が痛む〉


