107 ツムラ 牛車腎気丸 エキス顆粒(医療用)
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(Mainly treatment) 腎陽虚(老化・夜間頻尿・冷え)で腎虚水泛が顕著な方 |
方剤説明 »(ききめの秘密へ)
●八味丸に牛膝と車前子を加え、下肢の浮腫やしびれを除く処方です。夜間頻尿、尿は無色透明、下半身のだるさ、つまづきやすいなどが特徴の方用です。 ●中高年になると、手足が冷え、寒い時はもとより冷房などもこたえやすく、夜間はよくトイレに起きるとか尿の出がスッキリしない、足などがむくむというようなことが起こったり、腰が痛む、目がかすむなど、体のあちこちにいわゆる老化の兆しがみられるようになります。 ●これは漢方で生命のエネルギーに密接にかかわりがあるとされる「腎」(じん)の働きが衰え(漢方では「腎虚」といいます)起こっている現象と考えられます。 ●牛車腎気丸は、八味地黄丸(はちみじおうがん)に、牛車の名にあるように牛膝(ごしつ)(イノコズチの根)と車前子(しゃぜんし)(オオバコの種子)を加えたお薬で上記の腎虚の症状を改善します。 ●八味丸は全体として潤性であり、湿証の方には使用できません。午膝・車前子は利尿薬で、牛車腎気丸は、湿証の方用の方剤です。尿量減少や浮腫(むくみ)のある方に使用します。 ●午膝には血液循環障害を除く作用もあり、牡丹皮の作用を強化するのに役立ちます。 |
【適応症】慢性腎炎、ネフローゼ症候群、腰痛、下半身の浮腫、乏尿 |
【注 意】(Remark)
×残念ながら、暑がりで、のぼせのある方、体力が充実している方、胃腸がひどく弱っている方は、禁忌(きんき)(服用を避ける)です。 |
【妊娠・授乳の注意】
●牡丹皮の成分により、流早産の危険性があります。 ●附子が含まれているため子供の使用や、附子を含む他製剤との併用には、充分な注意が必要です。 |
商品番号 | 規格 | 本体価格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k0717 | 42包(2週間分) | 3,610円 | 3,790円(税込) | ||
k0845 | 189包(63日分) | 14,190円 | 14,900円(税込) |
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診断のポイント次の症状がある方は、本方剤が適している可能性が大です。●下半身機能低下(腰痛、脚弱、臍下不仁) ●足腰の冷え ●排尿障害、浮腫傾向 |
牛車腎気丸は、次の証の方に最適です。 陽虚 » |
効能効果(efficacy)(健康保険上) 疲れやすくて、四肢が冷えやすく尿量減少または多尿でときに 口渇がある次の諸症:下肢痛、腰痛、しびれ、老人のかすみ目、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみ。 |
成 分中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。牛車腎気丸の構成生薬は、下記の10種類です。地黄には、貧血症状を改善し元気をつける作用があります。山茱萸や山薬にも滋養強壮作用があり、地黄の働きを高めます。茯苓や沢瀉、牛膝や車前子は、水分の循環をよくし無駄な水分をとり去ります。そのほか、血液循環をよくする牡丹皮、体をあたため痛みをやわらげる桂皮や附子などが配合されています。 本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス4.50gを含有する。 日本薬局方 ジオウ(地黄)…5.0g 日本薬局方 ゴシツ(牛膝)…3.0g 日本薬局方 サンシュユ(山茱萸)…3.0g 日本薬局方 サンヤク(山薬)…3.0g 日本薬局方 シャゼンシ(車前子)…3.0g 日本薬局方 タクシャ(沢瀉)…3.0g 日本薬局方 ブクリョウ(茯苓)…3.0g 日本薬局方 ボタンピ(牡丹皮)…3.0g 日本薬局方 ケイヒ(桂皮)…1.0g 修治ブシ末(修治附子末)…1.0g |
使用方法食前または食間に服用してください。食間とは…食後2〜3時間を指します。 通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。 お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。 |
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【牛車腎気丸の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
〈緑内障と白内障の症状が緩和〉
Mさん(70歳・男性)は、50代のときの成人検診で眼圧値が高いことが判明し、その後、開放隅角緑内障と診断されました。 ・現代病名:緑内障・白内障 | |
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●本剤は、漢方の古典「済生方」(さいせいほう)に収載された牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)に準拠して製造された顆粒剤です。 ●本方は八味地黄丸に牛膝、車前子を加えたものです。八味地黄丸は腎気丸とも呼ばれるので、加味した生薬から一文字ずつ取って牛車腎気丸と名付けられました。 ●下半身がむくんだり、膝がガクガクする方に有効です。 ●足腰の冷えや痛み、しびれ、夜間頻尿、多尿、尿量減少、むくみ、かすみ目、皮膚のかゆみなどに用います。また、そのような症状をともなう前立腺肥大症や糖尿病にも適応します。 ●糖尿病性末梢神経障害に対する有効性が臨床試験で示されています。 |